日本の子どもについて、多くの地方で「数え年七つまでは神のうち」という言い伝えがあるそうです。
数え年七つまでの子どもは、まだ宇宙的な領域に属していると、いわばあの世とこの世との境界にいると考えられているようです。
また神仏画や彫像には、たくさんの子どもの姿をした守護神や眷属が登場してきます。子どもの純粋性を信じて故のことでしょう。
今年二度目となる「一陽来福展」は、日本人の生活と共にある「招福」がテーマ。日本中、いえ世界中の子どもたちの幸福を願い、本年は童子が主役の展覧会といたしました。どうぞご覧ください!