信濃ハ太郎さん、山崎杉夫さんの二人展「僕の町、僕の場所2」が開催中です。3年ぶりの充実の展覧会です!安西水丸さんの生徒さんだったお二人には水丸さんに関してのお話もお聞きしました。まずは信濃さん、そして山崎さん、とご紹介させて頂きます。
◎作品を通して、人々にどの様なメッセージを伝えたいですか?
伝えたいメッセージということはとくに考えていないのですが、同じ時代を歩いている者同士、これで良いのかな、良いよね、いや良くないか、と一緒に考えながら進んでいけたらと思ってまして、そのためのツールとして絵が役割を持ってくれれば…と思い描いてます。
◎ぱっと閃くインスピレーションは、どんな時に生れますか?
目的を持たずに(←ここが大事)散歩している時に出会った風景と、聴いてる音楽がぴたりと重なって気持ちが揺さぶられた時など。
◎好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
学生時代から憧れている、雑誌『The New Yorker』に絵を描かれてるすべてのイラストレーター、カートゥーン作家から影響を受けてます。表紙であっても小さなカットであっても、一枚の絵のなかに、描く人の思想があるところ。
◎どんな小説を読まれますか?また、好きな小説家はいますか?良ければその理由も。
本がないと出かけることも寝ることもできない雑多な乱読者で、自己啓発本やビジネス書以外は、なんでも読むという感じです。
いまは『十二月の十日』(ジョージ・ソーンダース著、岸本佐知子訳)、『春はまた巡る』(デイヴィッド・ホックニー著)、『高峰秀子ベストエッセイ』をぐるぐる読みつつ、いかついおっちゃん俳優ダニー・トレホのタコス本『TREJO’S TACOS』でよだれを垂らしています。
◎好きな音楽、ミュージシャンなどについてお話し下さい。良ければその理由も。
バスキアやウォーホルに衝撃を受けた中学生の頃から、N.Y.C.から生まれる音楽にはいつも魅かれています。出たばかりのヨ・ラ・テンゴの『This Stupid World』を最近はよく聴いてます。フジロックにも来るので楽しみです。
◎印象的な映画、好きな俳優などについてお話し下さい。良ければその理由も。
最近観たなかでは『あのこと』(オードレイ・ディヴァン監督)、『NOPE』(ジョーダン・ピール監督)、『リコリス・ピザ』(ポール・トーマス・アンダーソン監督)、『神々の山嶺』(パトリック・インバート監督)あたりがとても印象に残ってます。映画は「苦手だな」と思う作品にもなにかしらの気づきがあるので、狭量な自分の枠を二時間の間にすこしでも広げてくれるところが好きです。深く考えずにふらっと出かけて、選ばずに、たまたまやってた作品を観るようにしています。
◎好きな演劇、興味のある舞台芸術がありましたらお話し下さい。良ければその理由も。
観てきたばかりで失礼しますが、シアターコクーン芸術監督の松尾スズキさんが総合演出を務める『シブヤデマタアイマショウ』に大爆笑でした。いつまでも工事が終わらない渋谷駅から出られない人々がゾンビのように現れたり、♪ 芸術監督になったのにコロナ禍になって公演中止〜、ようやく収まってきたと思ったら東急閉店、閉店、閉店〜 ♪ など、耳馴染みのあるミュージカルのリズムに合わせて、松尾さんの生活実感がそのまま、皆が共感できる表現に昇華されているところなど、笑って泣いて勉強にもなりました。
◎あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
「こだわり」という言葉がとても苦手です。描いている自分がとにかく楽しく気持ち良いと感じられる心の状態を維持できるよう、思考に絡め取られるよりも先に、とりあえずどんどん手を動かしているという感じでしょうか。
◎ご自分が一番大切にしていることを何でも!
安西水丸先生から教えていただいたことが、絵を描く上での指針となってまして、一言で言えないことを一言でいうなら「絵は人なり。」ということでしょうか。
◎生まれ変わったら就きたい職業は?
床屋さん。いつももうお店を辞めて引退された80オーバーのおじいさんに、町の歴史などうかがいなら、無理を言って髪を切ってもらってるのですが「どれだけ世の中が不景気でも髪は伸びる」「私の仕事も信濃さんの仕事も、普段来てくれる人たちを大切にしていれば、なんとか続けていけるもんだよ」という金言をいただき胸に刻んでます。絵は好き嫌いがありますが、髪は切ったら全員がさっぱり気持ち良いという明快さも魅力的ですね。
◎安西水丸さんのお話の中で、一番印象に残っているのはどんな言葉でしょう?
随分昔のことですが、ちょっと忙しくなった時に(生意気にも)仕事での悩みなど先生にお話したことがありました。その時にいただいた言葉。
「信濃、『愚痴』って言葉を辞書で引いたことある? 「言っても無駄なこと」って書いてあるよ。嫌なら辞めちゃえばいいじゃない。明日信濃がいなくなってもべつに誰も困らないよ」
雷に打たれ、仕事と向き合う態度そのものが変わりました。先生がいなくなってしまい、困られている方をたくさん見ております。精進してまいります。
◎水丸さんは、普段の仕事と一緒に若い方の育成にもたいへん力を入れていました。先生としての水丸氏は、どのような教えに力を入れられていましたか?
自分が教わったこと以外にも、パレットクラブのスタッフとして教室の後ろから先生の授業をたくさん拝聴してきましたが、安西先生は自分の知るイラストレーターとしてのテクニックを教えるというよりも、生徒ひとりひとりの絵を見て、人をみて、瞬時にその人に足りないところを見つけ、必要な言葉をかけていました。1対1なんです。イラストレーターとしてというよりも、その人の考え方や態度が魅力的であれば、絵も自然とその人らしく形作られていく。そんな風に接してくださる先生は安西先生だけでした(あくまで個人的な感想ですが)。
◎水丸氏からの影響に興味があります。イラストレーターとして、また個人的な生き方としてなど・・・。
飾らずに驕らずに、毎日とにかく楽しく絵を描く。そのために全力の努力をする(旅も映画もお酒もすべて努力)。なんだか遊ぶための言い訳みたいですが、本音です。
いつも、ゴミ捨て場から拾った巨大なスピーカーで音楽を鳴らしながら仕事しています。そんなエピソードを書かせていただきました。↓
https://www.1101.com/n/weeksdays/contents/46361
続いて山崎杉夫さんにたくさん伺いました。
◎作品を通して、人々にどの様なメッセージを伝えたいですか?
絵を観た時にパッと気持ちに明るい光が差し込んで、潤おってもらえたら十分です。
◎ぱっと閃くインスピレーションは、どんな時に生れますか?
散歩やランニングなど一人で野外を動いている時が多いです。
◎好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
安西水丸、和田誠、灘本唯人、河村要助、エドワード・ホッパー、ディック・ブルーナ、ユトリロ、パブロ・ピカソ、ロイ・リキテンシュタインなど
◎どんな小説を読まれますか?また、好きな小説家はいますか?良ければその理由も。
「モンテ・クリスト伯」アレクサンドル・デュマ
主人公の紆余曲折は人生の教科書を読んでいるようで、自分に照らし合わせて何度でも読みたくなります。
◎好きな音楽、ミュージシャンなどについてお話し下さい。良ければその理由も。
サザンオールスターズ:たまたま桑田佳祐さんが母校の卒業生と知ったことがきっかけで高校時代からファンです。それまではあのしゃがれた声は苦手だったのに。(人間なんてそんなものです。)
ウイントン・マルサリス:ある映画で知ってファンになりました。ライブを聴いて、そのトランペットの音色に魅了されました。
◎印象的な映画、好きな俳優などについてお話し下さい。良ければその理由も。
ゴッドファーザー:好きな小説で取り上げた「モンテ・クリスト伯」同様、人生の教科書的な存在。何度見ても飽きないです。
◎好きな演劇、興味のある舞台芸術がありましたらお話し下さい。良ければその理由も。
落語:セットも衣装もないけれど聴いているとどんどん頭の中に江戸の世界が広がって、そこに一人浸れる感じが好きです。
◎あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
紙は少し凹凸のあるマーメイド紙。絵の具は主にアクリルガッシュ。黒い輪郭線の部分は漫画墨汁や耐水性インクなどに置き換える場合もあります。他に切り絵の手法もあります。
良くも悪くも強い絵だと自覚しているので、色使いや構図には注意を払ってあまり刺々しくならず、普遍性と温もりのある絵を目指しています。
モチーフはできるだけ日常の中にある風景や物、人を自分なりの眼差しで見つけていくように心がけています。
◎ご自分の作品と世界(社会)との繋がりについて、こだわりはありますか?
絵には意識せずともその時々の自分が反映されていると考えているので、世の中や身の回りのことなど絵を描く以外のことにきちんと向き合って生きていくことが自分の絵を作っていくのではないかと思っています。
◎リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
ランニング。外の景色を観ながら走っていると難しいことは全て忘れてスッキリします!
◎安西水丸さんのお話の中で、一番印象に残っているのはどんな言葉でしょう?
「ゲストには上座に座ってもらえ」
これはイラストレーション教室の生徒時代、打ち上げの幹事をした際に会場に入ってきた水丸先生が真っ先に僕に言ったセリフです。
水丸先生のような売れっ子イラストレーターはそんな事は気にしないマイペースな存在ではないかと勝手に思い込んでいましたが、それは大きな誤解だったことをこの瞬間に気づかされました。
その後も折にふれ、水丸先生が人付き合いに大変丁寧で、どんな小さな約束事でも必ず守る場面を度々拝見して絵が魅力的なのはもちろんだけど、人間が魅力的だから長年第一線で活躍されているのだなと合点がいきました。
◎水丸さんは、普段の仕事と一緒に若い方の育成にもたいへん力を入れていました。先生としての水丸氏は、どのような教えに力を入れられていましたか?
それぞれの個性を発見して、そこに確実に光を当ててくれました。こんな感じがいいんじゃないかなと次に進むべき方向へのヒントも与えてくれます。でも、そこまででした。向かうべきところに辿り着く具体的な方法は自分で考えなさいと。だから、いただいたヒントやきっかけを生かすも殺すもあとは自分の行動次第。そこは明確でしたし、その厳しさはイラストレーターとして本気でやっていきたいのかという覚悟を問われていたような気がします。
僕にとってはプロとしての心構えを教えてもらった道場の師範のような存在でした。
◎水丸氏からの影響に興味があります。イラストレーターとして、また個人的な生き方としてな ど・・・。
一番影響を受けたのは正直に生きることです。
水丸先生は基本的にとても優しいし公平な人だった印象が強いです。どんな立場の人にでも態度は変わらないし、話していることも一貫しています。
自分を大きく見せることもなく、肩の力を抜いていつも自分の興味に素直に行動しているように見えました。でも、筋が通らないことがあると大いに怒っていました。(時々ですけど)
今年も民野宏之さんの展示が近づく!と思うと親戚の方のように親しみを感じます。北海道の澄んだ空気感いっぱいの風景画がギャラリーに並び、旅をしている気分にさせられてリフレッシュできました!いつも穏やかな民野さんに質問したら、思わぬ面白いお答えをいただきました!!
インスピレーションは、どんな時に生れますか?
◎ごくたまにですが、朝、目が覚める直前にぱっと閃くときがあります。
好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
◎3年前、木田金次郎美術館を訪ねて以来、大好きになりました。躍動感が炸裂する筆使い。
どんな本を読まれますか?また、好きな小説家はいますか?良ければその理由も。
◎本はあまり読みませんが、村上春樹さんが好きです。
好きな音楽、ミュージシャンなどについてお話し下さい。良ければその理由も。
◎JAZZが好きです。少ない音数で空気感があるミュージシャンが特に好きですが、そうじゃないのも好きです。
印象的な映画、好きな俳優などについてお話し下さい。良ければその理由も。
◎ぱっと浮かんだのはウォン・カーウァイの「花様年華」。切り取られた画面が静かに揺れる感じが好き。それと、去年観た「アメリカン・ユートピア」。かっこ良かった ♫
あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
◎絵の具と筆とキャンバスは(経済力が許す範囲で)できるだけ質の良いものを使うようにしています。
ご自分が一番大切にしていることを何でも!
◎わくわくしてしまう質問ですが、いざ答えようとするとすごく難しい・・・・・
作品の創作に繋がっている印象的な出来事や思い出がありましたらお話し下さい。
◎それは秘密です。
特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?良ければその理由も。
◎まだ探している途中です。
好きな食べ物や料理についてお話しされたいことがあればお話し下さい。
◎中国料理が好きです。
リフレッシュをするためのオリジナルな方法はありますか?
◎春〜秋はサイクリング、冬〜春はスキー。
会いたい人は? 身近な人でも、著名人でも、歴史上の人でも誰でも。良ければその理由も。
◎ジャック
今、大きな声で叫びたいことがありますか?
◎陰謀はやめてください!
行動を起こす時に、自分の直感を第一に考えますか?その時人々の視線の影響は何%くらいありますか?
◎いつも直感だと思います。人々の視線は気にしません。(というより、自分のことを見ている人は特にいないと思う。)
生まれ変わったら就きたい職業は?
◎音楽家に憧れますが、やっぱりこの次も絵描きが良いです。
スケッチ旅行でのキャンプの様子
http://old.spaceyui.com/schedule/tamino_2023.html
中村幸子・中村桃子「うつくしいひと」、大好評のうちに終了いたしました。
いつも私たちを不思議な世界に誘うお二人の、魅力的な作品展でした。
そんなお二人に創作の秘密を伺ってみました。
まず、中村幸子さんのお答えをお伝えいたします。
中村桃子さんの記事は、すぐに追って掲載させて頂きます。
◎作品を通して、人々にどのようなメッセージを伝えたいですか?
この世界は不思議な面白いことがある事。
小さな事も大きな事に繋がっている。
◎ぱっと閃くインスピレーションは、どんな時に生れますか?
新しい事というよりは子供の頃の気持ちを大切にしていて、自分の中からどんなものが出てくるのかワクワクしている時に自然に生まれてくる。
◎好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
rudy cremonini
tanya ling
klara kristalova
森山大道
合田佐和子
◎あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
眠る前のベッドの中でリラックスしている時にスケッチブックにいたずら描きをしたりしていて、カラーの絵はその中から時々チョイスして描いたり、またモノクロの絵はボールペンや鉛筆で何も考えずに紙の中に見えてくる影を追って描いています。そうするとどんどん紙の中に何かが出てきてそれが消えないうちに目を凝らしてなぞっています。
◎ご自分が一番大切にしていることを何でも!
リアルな絵とは程遠いのですが、リアリティでありたいと考えています。心を動かすことってリアリティでしょ?
◎生まれ変わったら就きたい職業は?
画家
以上は中村幸子さんへの質問とお答えでした。
中村桃子さんからのお答えを頂きました!
◎インスピレーションは、どんな時に生れますか?
普段飲んでて誰かが言った気になった単語や、ふと聞いた響きのいい言葉を携帯に書き留めていて、絵を描く前にそのメモを見返します。
そこから自分の今の気分を言語化して、絵を描いています。
◎好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
好きな尊敬している画家は、母・中村幸子です。
母の考えや言葉は、飛んでいるけど的確で、私に勇気をくれます。
◎どんな小説を読まれますか?また、好きな小説家はいますか?良ければその理由も。
小説は読むのが遅すぎるのでほぼ読めないですが、エッセイや詩をたまに読みます。ずっと大好きな本は、早川義夫さんの「たましいの場所」です。心が落ち着きます。
◎あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
アクリルガッシュでキャンバスや紙に描いています。好きなフォルムや色を求めて描いています。
◎ご自分の作品と世界(社会)との繋がりについて、こだわりはありますか?
自然に繋がったり繋がらなかったりしてたいです。人とも筆とも、世界とも。
◎ご自分が一番大切にしていることを何でも!
日々起こることをすべてプレイだと思って嬉しいことも悩むこともおもしろく感じていたいです。大切な人たちと毎日を気持ちよく生きていきたいです。
◎作品の創作に繋がっている印象的な出来事や思い出がありましたらお話し下さい。
毎日❤︎
◎リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
大好きな人たちとお酒を飲むたくさん遊ぶ
http://old.spaceyui.com/schedule/nakamuraoyako_2023.html
◎作品を通して、人々にどの様なメッセージを伝えたいですか?
*メッセージは無いのですが、自分の絵を見ることで心がほぐされ、その時その時の自分を愛するきっかけになればと願っています。
◎ぱっと閃くインスピレーションは、どんな時に生れますか?
*シャワーを浴びている時とランニングしている時、ポジティブなアイデアが浮上します。
◎好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
*ラウル・デュフィーの「人の歩く速度で見つけたであろう軽やかな美しさ」に惹かれます。
◎どんな小説を読まれますか?また、好きな小説家はいますか?良ければその理由も。
*ハルキストです。その辺で生きる1人の不条理な存在意義を確認出来てありがたいです。
◎好きな音楽、ミュージシャンなどについてお話し下さい。良ければその理由も。
*アメリカのアフロアメリカンが育てた音楽全般を愛しています。しかし、絵を描く時は音楽を鳴らさないか、もしくは日常から創作を切り離すためにルービン・シュタイン演奏のピアノ曲を流します。
◎印象的な映画、好きな俳優などについてお話し下さい。良ければその理由も。
*ビクトル・エリセ監督の映画の絵作りを愛し、自身の作画のお手本としています。小学6年生の時の好きな俳優を「ショーケンとジャンポール・ベルモンド」と語っていた、めんどくせいいガキでした。
◎好きな演劇、興味のある舞台芸術がありましたらお話し下さい。良ければその理由も。
*高校生の時に西田敏行さん主演の「欲望という名の電車」を観て、感銘を受けました。
◎あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
*愛しいと思ったもの、風景や花や人に対して、「なにが愛しいと感じたのか」を逆再生するように筆を動かし辿り着くような描き方をします。
◎ご自分の作品と世界(社会)との繋がりについて、こだわりはありますか?
*答えは今を生きている1人ひとりの中に埋まっている。自分の作品はそれをアウトプット出来るためのきっかけであって欲しい。です。
◎ご自分が一番大切にしていることを何でも!
*自由とはどんなものなのか探り続けることです。
◎作品の創作に繋がっている印象的な出来事や思い出がありましたらお話し下さい。
*自分より先に逝かれた方が「生きて自分と出会ってくれたこと」に対する直感的なアンサーであることが多く、その辺は直接お会いした時にお話ししますので、気軽に声をかけてくださいね〜。
◎特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?良ければその理由も。
*福島県会津地方の光の美しさがまったく描ききれておらず、これからも足を運ぶはずです。
◎好きな食べ物や料理についてお話しされたいことがあればお話し下さい。
*食の基本は、ばあちゃんがこさえてくれたメシが原風景のようになっています。そして、福岡で料理人をしていたカミさんに胃袋掴まれた形になっています。
◎リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
*ここ10年ちょっとフルマラソンなど走ってきました。コンプリートが絶対に起きない自分の絵の制作に対して、フィニッシュのあるマラソンはコンプリートを得られる唯一のもので、頭の切り替える役に立っていました。
今は走る時間がなかなかとれず、YouTubeで竹脇まりなの「30分、自分の脂肪は自分で燃やせ!!」などのオンラインフィットネスやっています。
◎会いたい人は? 身近な人でも、著名人でも、歴史上の人でも誰でも。良ければその理由も。
*一期一会を良しとしているので、今日会った人が会いたかった人のように思います。
◎今、大きな声で叫びたいことがありますか?
*「ああ〜、ねむい」
http://old.spaceyui.com/schedule/koikeamiigo_2023.html
©️Komei Nagahama
◎人々にメッセージ
個展の場合、描きたいと思ったテーマをただ描きたいように描いています。コンセプトがないんです。「どうしてこれ描いたの?」と聞かれれば「描きたかったから」という単純な答え(笑)その作品から何かを感じ取ってほしいという考えがありません。どう感じるか、どう伝わるかは、観てくださった方に委ねています。どういう形容をしていただけるか、それを楽しみにしています。自分が一番と思っている作品と展示の一番人気も違ったりします。そこが面白い。「感動を与えたい」?「笑顔になってほしい」?こういうのは作家のエゴに思えます。作家は自由に描いています。自由に観て、自由に感じてほしいですね。
◎好きな音楽について
基本アーティストというよりはジャンルで聴きます。ソウル、ファンクやオールドスクール系のヒップホップといった黒人音楽が好きです。特にダンス系。ヒップホップはグランドマスター・フラッシュ、アフリカ・バンバータなど。もともとダンスが好きで10代20代とディスコ通いをしていました。ハッスル、ソウル、ファンク、テクノ、UKロック、ヒップホップと時代と音楽の移り変わりを体感した中で、やっぱりこれが好き、というものが残っています。
◎一番大切にしていること
「需要の多い絵を描く、どんな依頼にも応えられるよう技術を磨く」こうした考えがプロとして当然のように語られますが、僕は「自分が得意なものを描く、描きたいものを描きたいように描く」という考えを最も大切にしています。一見わがままで、これでは仕事にならないように思われがちですが、苦手なものには手を出さず、セレクトされた質の高い商品だけを提供するということです。世に出すものは得意で自信のあるものだけ。だから仕事もそれに沿った依頼しか来ません。得意なもの、描きたいものだけで仕事が返ってきますから、ストレスフリーです。「仕事は辛いもの」これは間違った認識だと考えています。
◎リフレッシュ
実はリフレッシュが必要なほど仕事に集中していません。仕事の集中力は15分程度です(笑)一日中Macの前に座ってはいますが、仕事をする・YouTubeを観る・仕事をする・YouTubeを観る・の繰り返し。動画は、お笑い、テニス、格闘技、高所など。体を動かすのは好きなので、筋トレ(今は自重)と週に1〜2回のテニスは欠かさないようにしています。
http://old.spaceyui.com/schedule/yamada_2023.html
太田美波さんの東京では初個展が開催中です。
くっきりと潔いラインで構成した後に、シルクスクリーンをご自身がプリントして創られたグラフィカルな作品は、目にすっきりと心地良い風を運びます。
普段は兵庫県神戸市でイラストレーターとして活動中です。
写真は、シルクスクリーンのアトリエではなく、絵を描いたりブローチを作ったりする机です。小さなものや雑貨も大好きな太田美波さんに幾つかの質問を試みました!
◎ぱっと閃くインスピレーションは、どんな時に生まれますか?
→お店や喫茶店でかわいくてヘンテコな雑貨をみつけたとき。グラスや小さな置き物などが大好きなので、買ったりしてまじまじ見てると『こんな風景の中にこの置き物置いてみようかな…』と、色々思いついたりします。
本を読んでいる時にも、素敵な表現を見つけると情景が浮かんだりして、それを描いてみたりしています。
◎あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えてください。
→いつもデジタルで絵を描いていますが、シルクスクリーンのインクの鮮やかさと、ペインティングではない『印刷感』が好きで、最後は自分でプリントして仕上げるようにしています。基本デジタルで描いた絵の色に合わせてインクを作りますが、インクを作った時にデジタルより気に入った色が出来たらどんどん変えています。
モチーフは、一見関係なさそうなもの同士を組み合わせてみるようにしています。水に布と火を関係させてみたり、鏡にたくさん風景をうつしてみたり…
今回の自由律俳句も、絵とは直接関係なさそうなものをわざと合わせてみたりして、不思議な情景が浮かぶのを楽しんだりしています。
◎作品の創作に繋がる印象的な夢を見たことはありますか?
→トイレを定点観察しつづける夢。人がいないのにトイレットペーパーが出たり、照明がついたり消えたり、水が勝手に流れたりするシュールな空間でした…。
◎特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?
→瀬戸内のおだやかな海と地平線、遠くに見える小さな船の風景にいつも心を洗われます。落ち込んだりしたらよく海を眺めにいったりします。
◎リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
→銭湯へいったり、作業机の向きを変えてみたりしています。
しかも模様替えはいつも夜中2時、3時に突然始めます…いつも夜に元気になります。
◎今、大きな声で叫びたいことがありますか?
→インドに行ってみたーーい!
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堂前さん主宰の歴史的建築物はこだて工芸舎
オリジナリティー溢れる堂前さんの作品展も知らぬ間にギャラリーの風物詩の様になりました! 物静かな、読書の好きな堂前さんに幾つかの質問をさせて頂き、お答えを頂きました。堂前さんの創作の背景や日々の素顔を感じて頂けたら! と思います。
◎ どんな小説を読まれますか?
海外の小説家の作品しか読みません。本を読む事が現実逃避で日常から離れられる空想の世界になっているので。日本の小説の中で身近な名前や地名などがあると身近で重く感じられ逃避できないので。なので海外の見知らぬ土地や人の名前を見て見知らぬ世界を想像します。こんな土地でこんな人が生きていると想像する事が楽しみです。SFも見知らぬ世界を想像させてくれるので良く読みます。好きな作家はアーサー・C・クラークです。火星や月を現実の物のように見せてくれるから。
◎ あなたの作品のこだわりについて教えてください。
不器用だと認識しているので、何にでも手を出さないで守備範囲を決めて作っています。その一つが土です。焼物の土は無数にあるので、器用な人は色々な土を使いこなせますが、そうではないので、色と質感が気に入っている瑞浪市の赤土をずーっとそれだけ使い続けています。その土でできる範囲の物を作っているのですが、それでもこんな使い方が見つかったと今でも発見があるので、よほど不器用なのかなと嬉しい様な情けないような。
◎ 作品の創作に繋がっている印象的な出来事や思い出がありましたらお話し下さい。
漠然と焼物を始めた頃はどの様に進めて行くのか明確にわからず、迷い続ける日々でしたが、偶然行ったニュージーランドの陶芸家の生活があまりに素敵な生活と仕事だったので、それ以来変わらず目指しています。最近インスタに彼からメッセージがあり、40年振りにスマホを通して繋がった事が昨年の一番の出来事でした。
◎ 特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?良ければその理由もお願いします。
大してたくさんの国には行っていないのでここが一番と思うところはないのですが、今住んでいる函館は住んだ町の中では一番好きです。自然の風景として山と海があり、啄木や土方歳三がそこを歩いていたと歴史を感じられる落ち着いた街並み。暑くない夏と白くなる冬。車が混まない道と歩く人が少ない道。飛行機や電車、フェリーまである交通の便の良さ。温泉や食べ物、ストレス無く生活できる町です。
◎ リフレッシュするためのオリジナルな方法はありますか?
特にリフレッシュしたいと思う事もないのですが、仕事で作品を運んだり、作家に会いに行ったりと月に2回は車で移動する事があります。北海道は車が少なく道も広く、季節で風景も大きく変わりドライブは自然と気分転換になっています。たとえば札幌に移動する道でも山を抜ける道、湖畔を回る道、日本海の海沿いを走る道など何通りもあり、今日はどの道を走ろうとか、途中で温泉に入って行こうとか、走る楽しみがあります。
はこだて工芸舎の前で佇む堂前さん
http://old.spaceyui.com/schedule/domae_2023.html
現在新しいホームページを準備中です!リニューアルに伴って、色々と仕様に変化がございます。ARTIST ROOMというコーナーでは作家の素顔がより良く見えるよう、アトリエの写真やQ&Aの形でご紹介を試みる予定です。新hpの完成は未だですが、旧タイプのblogの中で星野哲朗さんをご紹介いたします!ご覧いただけましたら嬉しいです。
◎インスピレーションは、どんな時に生れますか?
制作している後半でアイデアが生れ、次の作品に続いて行きます。
◎好きな画家、イラストレーターは誰ですか?
ミルトン・グレイザー、ポール・デイヴィス。
17才の時「プッシュピンスタジオ展」を見て感動、イラストレーターになる決心をした。
◎好きな音楽、ミュージシャンなどについてお話し下さい。
現在は、マヌーシュジャズを良く聴いている。いわゆるジプシージャズで、バイオリン、アコーディオン、ギター、ベースが基本のジャズで、ちょっと哀切な感覚のジャズのジャンル。
◎あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
アクリル絵の具、ジェッソ、石膏による古典絵画技法。
◎作品の創作に繋がる印象的な夢を見たことはありますか?
夢を見ていて目が覚め、そのアイデアをすぐにスケッチし、パジャマのままパソコンに向かい、モチーフを検索した。
◎特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?
パリ、プロバンス地方、光と影の感じが居心地が良い。
◎好きな食べ物や料理についてお話しされたいことがあればお話し下さい。
ワインに合う料理なら何でも。フレンチ、イタリアン、エスニック、もちろん日本料理も。
◎リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
スーパー銭湯、睡眠と休息。
作品の中の円を描く為の、大小カラスグチコンパス類等がすごいです!
http://old.spaceyui.com/schedule/hoshino_2023.html
2015年よりギャラリーの年末を飾る楽しい企画展が始まり、この展覧会は2019年までの5回を毎年同じメンバーで開催されました。
田村セツコさんと竹井千佳さん、矢吹申彦さんの「三人展」は、一見脈絡の見えない不思議な組合わせでしたが、シャイでダンディーな矢吹さんはキュートな田村さん、竹井さんとご一緒の展示を心から楽しまれていた事が偲ばれます。
矢吹さんの健康上のご都合から、しばらくご参加頂く事が敵いませんでしたが、竹井さん、田村さん共々、矢吹さんのご回復と復帰を心待ちにしておりました。
皆の思いを他所に残念ながら昨年秋に矢吹さんは亡くなられました。
今年も矢吹さんにご参加して頂く事は叶いませんでしたが、形を変えて矢吹さんを悼みながら、開催させて頂く事となりました。
矢吹さん安らかに・・・・。
そして、空からご覧になって頂けましたら嬉しいです。
2023年の最初を飾る展示は、「Hot winter from quadrille」第二部からの出発です。第一部は年の終わり、第二部は年の始まり、と2回に分けての展示でした!
第一部は竹井千佳さん、チカツタケオさんの作品をメインに展示いたしました。
チカツタケオさんは、2022年にも矢吹さんの替わりにご参加をお願いいたしました。チカツさんの見応えある個性的なリアリズム作品と、ポップで弾けるように元気いっぱいですが抑制の効いた表現力で作品を描かれる竹井千佳さんの作品との展示でした。
チカツタケオさんの確かな技術力に裏打ちされた端正な画面、そして可愛らしさを丁寧に作品として描く竹井千佳さんのコンビネーションは、素敵に楽しいエネルギーに満ちたものでした。
第二部は作品が入れ替わり、ささめやゆきさんと田村セツコさんの作品をメインに展示させて頂きました。
ささめやさんの描くノスタルジックな物語性に満ちた画面は、新しく瑞々しい感性に彩られて観る者の胸に優しくそしてやがてずっしりと語りかけて参ります。田村セツコさんの作品画面から伝わって来る、生まれたての人間の様に圧倒的に瑞々しい感性とのバランスが均衡を保って、展示空間は不思議なエネルギーが醸成されて行きます。
しみじみと大人の切なさを含んだ芳醇なワインの味わいと共に、新たな気概を感じさせて頂ける素晴らしい展覧会でした。
今回のこの企画展は、ギャラリーの都合から急遽二部構成の展示となり、出品頂いた四名の方々にはたいへんご迷惑とご苦労をおかけしてしまいました。
展示して頂く作品を、当初より多くお願いしなければならなかった事を本当に心苦しく思っております。
結果的には、参加者の皆様からは予想を超えたくさんの香り高い作品を制作頂き、皆で楽しませて頂く事ができました。この場を借りて心よりお礼を申し上げます。
チカツタケオ
竹井千佳
ささめやゆき
田村セツコ
「星雪姫」2017年コラボレーション
空、雪、森・・・矢吹申彦 女の子・・・竹井千佳 妖精・・・田村セツコ
第一部
http://old.spaceyui.com/schedule/hotwinter_1.html
第二部
http://old.spaceyui.com/schedule/hot-winter-from-quadrille.html
毎年大きな評判を呼ぶ、荻原美里さんの個展が無事終了いたしました。
今年は、たくさんのファンの方々が寒空に並ぶことのない様、狭い会場に混み合う事のない様にと荻原さんをはじめスタッフ皆で色々と考えた結果、抽選という形を取らせて頂きました。
実に多くの方々からの応募がありましたが、当選された方は本当におめでとうございます。
また、当選を逃した多くの方々にはたいへん申し訳なく存じておりますが、来年も、今回の展示と同時期に荻原さんの個展が予定されております。
どうぞお楽しみになさって下さい。
荻原さんからのメッセージをどうぞご覧下さいませ。
↓
「SPACE YUI」2022年12月5日〜12月14日 個展を終えて
ここ数年、人に会うことを制限されていたこともあり、人に会えることの喜びを実感された方も多いのではないでしょうか?
どうしても会えない人、愛しい人、空に行ってしまった大切な人や幼い頃の純粋で無垢な自分、過去の記憶やこれから出会いたい景色を想像し、この空間を皆さんと一緒に歩き、会える時間に出来たらと思いました。
私は理想を追いつつも、今を必死に駆け抜けています。時間は待ってはくれないからです。追い風の時もあれば向かい風の時もありますが、変わらず強い気持ちを持って、自分の感覚を信じて歩き続けています。感動したい何かを探しているのかもしれません。私の作品はなんのひねりもなく、かっこ良くもないけれど、心に少しの風が吹き、余韻がいつまでも感じられるかを物差しに制作をしています。皆さんと同じ目線でいろいろな方との縁やつながりを大切に、また楽しみにこれからも制作を続けていきたいと思います。そして自分が誰よりも逢いたい人、逢いたい作品に出会えるように壁にぶつかりながらも進みたいと思っています。どうぞこれからもあたたかく見守っていただけますと幸いです。
「If I only have one year left in my life, I really want to live without compromise. I want to meet someone I really want to meet. I want to talk to someone I really want to talk to. I want to do what I really want to do. I want to go where I really want to go. I want to see what I really want to see.」
人生がたった一年しか残されていなかったら、本当に妥協なく生きてみたい。本当に会いたい人に会いたい。本当に話したい人と話したい。本当にやりたいことをやりたい。本当に行きたいと思うところへ行きたい。本当に見たいと思うものを見たい。
「A day to meet the person you want to meet.」
逢いたい人に逢える日
荻原美里
http://old.spaceyui.com/schedule/ogiharamisato2022.html
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