お話しも、マンガもイラストレーションも、脳細胞が高速スピン回転している山口マサルさんのスピードに着いていくのはたいへんです!
日常の一コマが全て作品のイメージに集約して楽しいまんが作品がたくさん出来上がりました。たった数ヶ月、それも仕事の合間に、ずいぶんたくさんのまんがを描いて下さいました。
山口さんが師と仰ぐクリヨウジ氏も来廊下さって、お二人の奏でる大らかな楽しい時間が流れました。
山口さんにコメントを書いて頂きましたが、普段のスピードの話し言葉そのままで、楽しい!!
↓
yuiから陶器の展覧会を、と言われたのが1年前、と陶器だけだと壁が寂しいし、そこで考えたの がやってみたかったまんがだった。それもコマまんがで長くない奴、2ページにしょうと決まっ たのが夏も終わった10月頃。日々の面白いアイデアを少しずつメモってた。クリヨウジ氏の500点の漫画集にも触発された。まずクリ氏に10点を送って見てもらったら、褒めてもらったのが励み。100点200ページが目標。まだ65点。今回は45点を展示した。イラストレーションを生業にしてのお絵かきだから同じ人物をコマごとにに描くのが面倒臭い、漫画家って凄いなって思いつつ、慣れたら面白い。時間が入る簡単なストーリー展開が面白い。こうなったらしめたもの。やたらめったら描きまくる。見た人がニヤッとしてくれたら嬉しい。笑わなくても良いニャッが良い。そういうスタンス。1時間以上見ていってくれた人が何人も居たんで嬉しかった。ガーデンの初日にも2時間かけてじっくり見て居た初めてのお客がいたのが嬉しかった。さあ、まだ続きを描くぞ。出版社の人も見てくれたら嬉しい。
今年も高橋キンタローさんの企画によるグループ展が開催されました。当ギャラリーでの普段の視線からは見えないけれど、興味深い作家さんのチョイスが秀逸なキンタローさんのキューレーションに、とても感謝です!
point of view vol.1では、展覧会が終った後、ほとんどの出品者の皆さんに個展を開催して頂く、という嬉しい偶然がたくさん重なりました。
今回の point of view vol.2でも、point of view vol.1と同じく7名の方々に賑やかにギャラリーの壁を飾って頂きました。とても大胆な表現の方、細やかさが魅力的な方、それぞれの方の個性が光り、楽しい展覧会でした。
今回は、展覧会のDMをデザインして下さり、画廊空間をパワーアップして下さったヒロ杉山さんの作品展開催の可能性を模索しておりますが、実現しましたらたいへん嬉しく思います。
また、他の方々からも、お仕事の話や個展開催等の嬉しいお話が多くあった様子を伺いました。
★オープニングパーティーについて:
折からのインフルエンザ、ノロウィルス流行の影響で、知り合いのギャラリーがギャラリーのオープニングパーティーですのに食中毒を疑われて、営業停止に追い込まれそうになるという人ごとではない事件がありました。
私共も飲食のプロではないので、パーティーの時間内に全てを管理する自信がありませんが、オープニングパーティーで来て下さるお客様をおもてなししたい、という気持は開催する側と致しましては当然の事と存じております。
今回を機会に、当画廊でのオープニングパーティーについての希望を書類にまとめさせて頂き、パーティー開催をご予定される方々にお渡しすることに致しました。
画廊を訪れるお客様に、また開催して頂くアーティストの皆様に、ご迷惑をおかけしない様にと考えたものですので、ご理解を頂けましたら幸いでございます。
http://old.spaceyui.com/schedule/point-of-view-%E2%85%A1_17.html
山田博之さんとお話ししていると、先生でいらっしゃる所為かとても合理的かつ論理的な方と感じますが、一方で、ヴィジュアル表現をする方にとって実は一番大切かも知れない、言葉では表せない不確かな何かや捉えがたい感覚を表現される力量を感じます。
確かな技術、磨かれた表現力と同時に、あたかも自動筆記の様に描かれる紋様や神話絵本などを拝見しますと、神秘的な表現の力を合わせ持った才能を感じるのです。
そんな山田さんが今回挑戦されたテーマは「HAIR」。単なる髪のスタイルを描いた訳ではありません。山田さんのイマジネーションが膨らんで作品の中の人々は、髪の毛と一緒に弾けたり爆発したりしています!ファンキーな楽しさが画面から伝わって、思わず楽しい気分に誘われます。
毎年、会場の空気をその会のテーマに染めて、エンターテイメントに観客を楽しませて下さる山田博之さんのパワーを改めて感じさせられました。
山田さんの文章です!
↓
イラストレーションは職能で、書籍や広告物など、ひとつの仕事を完成させる技術です。でも、イラストレーターの描く絵は「大好き・楽しい・面白い」であるべきだと思っています。お絵描きが大好きで、この業界に飛び込んだはずなのに、いつしか描くことが辛くなっている。そんな状況は、悲しいですから。
今回のテーマも、そんな考えから生まれました。髪は自由自在。どんな色にも、どんな形にも。「髪って面白い!」
作品の形態は、色ベタ部分や人物画のアウトラインをインクジェットプリンタで出力し、そこに油性ボールペンでドローイングを施す方法。他にクレヨンのスクラッチ作品も制作しました。
ユイさんでの個展は、今回で4回目になりますが、毎回、新しいテーマで楽しく制作させていただいています。
来年は、どんなテーマに興味を持っているのか、自分自身も楽しみです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(山田博之)
http://old.spaceyui.com/schedule/yamada-hiroyuki_17.html
- Archives
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年3月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月