毎年大きな評判を呼ぶ、荻原美里さんの個展が無事終了いたしました。
今年は、たくさんのファンの方々が寒空に並ぶことのない様、狭い会場に混み合う事のない様にと荻原さんをはじめスタッフ皆で色々と考えた結果、抽選という形を取らせて頂きました。
実に多くの方々からの応募がありましたが、当選された方は本当におめでとうございます。
また、当選を逃した多くの方々にはたいへん申し訳なく存じておりますが、来年も、今回の展示と同時期に荻原さんの個展が予定されております。
どうぞお楽しみになさって下さい。
荻原さんからのメッセージをどうぞご覧下さいませ。
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「SPACE YUI」2022年12月5日〜12月14日 個展を終えて
ここ数年、人に会うことを制限されていたこともあり、人に会えることの喜びを実感された方も多いのではないでしょうか?
どうしても会えない人、愛しい人、空に行ってしまった大切な人や幼い頃の純粋で無垢な自分、過去の記憶やこれから出会いたい景色を想像し、この空間を皆さんと一緒に歩き、会える時間に出来たらと思いました。
私は理想を追いつつも、今を必死に駆け抜けています。時間は待ってはくれないからです。追い風の時もあれば向かい風の時もありますが、変わらず強い気持ちを持って、自分の感覚を信じて歩き続けています。感動したい何かを探しているのかもしれません。私の作品はなんのひねりもなく、かっこ良くもないけれど、心に少しの風が吹き、余韻がいつまでも感じられるかを物差しに制作をしています。皆さんと同じ目線でいろいろな方との縁やつながりを大切に、また楽しみにこれからも制作を続けていきたいと思います。そして自分が誰よりも逢いたい人、逢いたい作品に出会えるように壁にぶつかりながらも進みたいと思っています。どうぞこれからもあたたかく見守っていただけますと幸いです。
「If I only have one year left in my life, I really want to live without compromise. I want to meet someone I really want to meet. I want to talk to someone I really want to talk to. I want to do what I really want to do. I want to go where I really want to go. I want to see what I really want to see.」
人生がたった一年しか残されていなかったら、本当に妥協なく生きてみたい。本当に会いたい人に会いたい。本当に話したい人と話したい。本当にやりたいことをやりたい。本当に行きたいと思うところへ行きたい。本当に見たいと思うものを見たい。
「A day to meet the person you want to meet.」
逢いたい人に逢える日
荻原美里
http://old.spaceyui.com/schedule/ogiharamisato2022.html
Meegさんの初めての個展でした。
思い切り良くグラフィカルな作品はエネルギーに溢れ、ギャラリーにいらした皆さんへ、ビタミンパワーを発揮していたように感じます。
鮮やかな色彩と構図とで、ひじょうに力強さを感じる作品ですが、Meegさんの穏やかな佇まいとのバランスから、とても新鮮な意外性を呼び起こされました。
Meegさんのコメントをぜひご覧下さい。
↓
初めまして。meeg(メーグ)です。
イラストを初めて5年目。一つの目標だった個展を開催することが出来ました。
私の中で全てのスタート地点は、偶然にも「南青山」という場所で、憧れだった「スペース・ユイ」さんで初個展が開催が決まった時は、ほんと嬉しかったです。
今回の個展タイトルは「KaraFull」。2020年から人と人が絡むをテーマにし「KARAM」作品を制作しており、初個展でそれをFULLに展示したいと思い、「KaraFull」(カラフル)としました。
絡み合う二人の世界にはストーリーがありますが、それをみなさん、私と違う視点で想像して見てくださったので、いろいろな発見がありました。
もっとこうしたかったなという所は沢山ありましたが、
足を運んでくださった方たちが、今後のアイディアを言ってくれたり、次のやる気に繋がる言葉を残してくれたので、とても励みになりました。
作品を発表するのは、すごく緊張しました。
自分の作品をこの空間で展示して大丈夫なのかと本当にドキドキで不安でいっぱいでした。
しかし実際にお越しいただいた方々から、迫力あって、色が素敵です。作品を見て元気もらいました。
とたくさんの方に言っていただけたので、ホッとしました。
また、SNSやDMを見て来てくださった初めましての方や、通りすがりで立ち寄ってくださった方もいて、とても嬉しかったです。
知らなかった方と自分の絵がきっかけで、知り合うことができるってなんだか不思議感覚でした。
個展ってこんな感覚なんですね。もっと早く知りたかった!と今では思えます。
また、今回初めてアパレルにチャレンジしました。
パタンナーのumiuniさんとコラボレーションして、シャツやパンツ、ミニエコバックなどを制作しました。
直接シャツに描き込んだものや、イラストをプリントした生地を使ったパンツやシャツなど、実際に見ていただけました。
全て一点もので、数は少なかったですが手にとってくれる方が多かったので、自信になりました。
こちらもどうぞ今後楽しみにしてください。
あと、人生初たくさんのお花やお菓子をいただきました。展示期間中は体重が1.5キロ減り、やったー!と思いましたが、
大好きなお菓子をたくさんいただけたので、おそらくリバウンド間違いないですねww。
食べたことのないお菓子や綺麗なお花に包まれて幸せです(笑
1週間片道2時間かけて通うことなんてできないかも〜!っと最初は思いましたが、あっという間の6日間でした。
ほんと早かった。。あれから1週間、また山にこもって愛犬パブロと山の中を走り回る日々です。
そして次回、2024年に同じ「スペース・ユイ」さんでやりますので、もっと進化した作品が発表できるように励んでいきます。
本当にありがとうございました。
http://old.spaceyui.com/schedule/meeg2022.html
はんまけいこさんの個展の季節になると、いつも海の匂いや暖かな風の気配を感じます。素晴らしい環境で暮らすはんまさんにしか描けない作品を、今年も見せて頂きました。人気者のはんまさんの周囲には、いつも笑顔と楽しげな声がたえません。
はんまさんのメッセージをぜひご覧下さい。
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「夢の中で」を終えて
はんまけいこ
個展を終えて南の島に戻ってきました。
沖縄本島より南にさらに400kmの石垣島。そこからまた船に乗り換えて30分の小さな島小浜島(こはまじま)です。
東京で生まれ育ち、田舎暮らしの経験もない私が40年前まだインフラがやっと整ったばかり。テレビはかろうじてNHKだけ、ラジオは台湾放送が少し聴こえるそんな不便な島に移り住みました。
雨漏りのする赤瓦の古民家にはうっそうとした広い庭がありましたが、そこには毒蛇ハブや天然記念物の日本最大級のトカゲ、キシノウエトカゲも住みついていました。
夜空は天の川がくっきりと見え、満天の星空を見上げては「プラネタリウムみたいだなあ」渋谷の東急文化会館を思い出す私でした。
夜空を見上げていればオオコウモリがハタハタと音を立てて頭上を飛び去ります。(フルーツバットの種類で手を広げると1メートルほどある大型蝙蝠です)
こんな別世界に移り住んだ私は、なんの考えもなかったので、東京の友人たちはそのうち嫌になって戻ってくるだろうくらいに思っていたようです。
今はヤギを4頭飼い(多い時は10頭いました)保護猫10匹の面倒見ながらちっちゃなカフェを営業し、絵を描き、絵本を書いたりしてこの地にすっかり溶け込んでいます。
そんな生活をつづけながら これからもずっと 絵を描き続けていきます。
http://old.spaceyui.com/schedule/hanmakeiko2022.html
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