Monthly Archives: 2月 2023
2023.02.14:火曜日

 
 

 
 

 
 
太田美波さんの東京では初個展が開催中です。
くっきりと潔いラインで構成した後に、シルクスクリーンをご自身がプリントして創られたグラフィカルな作品は、目にすっきりと心地良い風を運びます。
普段は兵庫県神戸市でイラストレーターとして活動中です。
写真は、シルクスクリーンのアトリエではなく、絵を描いたりブローチを作ったりする机です。小さなものや雑貨も大好きな太田美波さんに幾つかの質問を試みました!
 
 
◎ぱっと閃くインスピレーションは、どんな時に生まれますか?
 
→お店や喫茶店でかわいくてヘンテコな雑貨をみつけたとき。グラスや小さな置き物などが大好きなので、買ったりしてまじまじ見てると『こんな風景の中にこの置き物置いてみようかな…』と、色々思いついたりします。
本を読んでいる時にも、素敵な表現を見つけると情景が浮かんだりして、それを描いてみたりしています。
 
◎あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えてください。
 
→いつもデジタルで絵を描いていますが、シルクスクリーンのインクの鮮やかさと、ペインティングではない『印刷感』が好きで、最後は自分でプリントして仕上げるようにしています。基本デジタルで描いた絵の色に合わせてインクを作りますが、インクを作った時にデジタルより気に入った色が出来たらどんどん変えています。
モチーフは、一見関係なさそうなもの同士を組み合わせてみるようにしています。水に布と火を関係させてみたり、鏡にたくさん風景をうつしてみたり…
今回の自由律俳句も、絵とは直接関係なさそうなものをわざと合わせてみたりして、不思議な情景が浮かぶのを楽しんだりしています。
 
◎作品の創作に繋がる印象的な夢を見たことはありますか?
 
→トイレを定点観察しつづける夢。人がいないのにトイレットペーパーが出たり、照明がついたり消えたり、水が勝手に流れたりするシュールな空間でした…。
 
◎特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?
 
→瀬戸内のおだやかな海と地平線、遠くに見える小さな船の風景にいつも心を洗われます。落ち込んだりしたらよく海を眺めにいったりします。
 
◎リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
 
→銭湯へいったり、作業机の向きを変えてみたりしています。
 しかも模様替えはいつも夜中2時、3時に突然始めます…いつも夜に元気になります。
 
◎今、大きな声で叫びたいことがありますか?
 
→インドに行ってみたーーい!
 
 

 
 
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2023.02.08:水曜日

 
 

 
 

堂前さん主宰の歴史的建築物はこだて工芸舎
 
 
オリジナリティー溢れる堂前さんの作品展も知らぬ間にギャラリーの風物詩の様になりました! 物静かな、読書の好きな堂前さんに幾つかの質問をさせて頂き、お答えを頂きました。堂前さんの創作の背景や日々の素顔を感じて頂けたら! と思います。
 
 
◎ どんな小説を読まれますか?
 
海外の小説家の作品しか読みません。本を読む事が現実逃避で日常から離れられる空想の世界になっているので。日本の小説の中で身近な名前や地名などがあると身近で重く感じられ逃避できないので。なので海外の見知らぬ土地や人の名前を見て見知らぬ世界を想像します。こんな土地でこんな人が生きていると想像する事が楽しみです。SFも見知らぬ世界を想像させてくれるので良く読みます。好きな作家はアーサー・C・クラークです。火星や月を現実の物のように見せてくれるから。
 
◎ あなたの作品のこだわりについて教えてください。
 
不器用だと認識しているので、何にでも手を出さないで守備範囲を決めて作っています。その一つが土です。焼物の土は無数にあるので、器用な人は色々な土を使いこなせますが、そうではないので、色と質感が気に入っている瑞浪市の赤土をずーっとそれだけ使い続けています。その土でできる範囲の物を作っているのですが、それでもこんな使い方が見つかったと今でも発見があるので、よほど不器用なのかなと嬉しい様な情けないような。
 
◎ 作品の創作に繋がっている印象的な出来事や思い出がありましたらお話し下さい。
 
漠然と焼物を始めた頃はどの様に進めて行くのか明確にわからず、迷い続ける日々でしたが、偶然行ったニュージーランドの陶芸家の生活があまりに素敵な生活と仕事だったので、それ以来変わらず目指しています。最近インスタに彼からメッセージがあり、40年振りにスマホを通して繋がった事が昨年の一番の出来事でした。
 
◎ 特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?良ければその理由もお願いします。
 
大してたくさんの国には行っていないのでここが一番と思うところはないのですが、今住んでいる函館は住んだ町の中では一番好きです。自然の風景として山と海があり、啄木や土方歳三がそこを歩いていたと歴史を感じられる落ち着いた街並み。暑くない夏と白くなる冬。車が混まない道と歩く人が少ない道。飛行機や電車、フェリーまである交通の便の良さ。温泉や食べ物、ストレス無く生活できる町です。
 
◎ リフレッシュするためのオリジナルな方法はありますか?
 
特にリフレッシュしたいと思う事もないのですが、仕事で作品を運んだり、作家に会いに行ったりと月に2回は車で移動する事があります。北海道は車が少なく道も広く、季節で風景も大きく変わりドライブは自然と気分転換になっています。たとえば札幌に移動する道でも山を抜ける道、湖畔を回る道、日本海の海沿いを走る道など何通りもあり、今日はどの道を走ろうとか、途中で温泉に入って行こうとか、走る楽しみがあります。
 
 

はこだて工芸舎の前で佇む堂前さん
 
 
http://old.spaceyui.com/schedule/domae_2023.html

2023.02.04:土曜日

 
 

 
 
現在新しいホームページを準備中です!リニューアルに伴って、色々と仕様に変化がございます。ARTIST ROOMというコーナーでは作家の素顔がより良く見えるよう、アトリエの写真やQ&Aの形でご紹介を試みる予定です。新hpの完成は未だですが、旧タイプのblogの中で星野哲朗さんをご紹介いたします!ご覧いただけましたら嬉しいです。
 
 

 
 
◎インスピレーションは、どんな時に生れますか?
 
制作している後半でアイデアが生れ、次の作品に続いて行きます。
 
 
◎好きな画家、イラストレーターは誰ですか?
 
ミルトン・グレイザー、ポール・デイヴィス。
17才の時「プッシュピンスタジオ展」を見て感動、イラストレーターになる決心をした。
 
 
◎好きな音楽、ミュージシャンなどについてお話し下さい。
 
現在は、マヌーシュジャズを良く聴いている。いわゆるジプシージャズで、バイオリン、アコーディオン、ギター、ベースが基本のジャズで、ちょっと哀切な感覚のジャズのジャンル。
 
 
◎あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
 
アクリル絵の具、ジェッソ、石膏による古典絵画技法。
 
 
◎作品の創作に繋がる印象的な夢を見たことはありますか?
 
夢を見ていて目が覚め、そのアイデアをすぐにスケッチし、パジャマのままパソコンに向かい、モチーフを検索した。
 
 
◎特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?
 
パリ、プロバンス地方、光と影の感じが居心地が良い。
 
 
◎好きな食べ物や料理についてお話しされたいことがあればお話し下さい。
 
ワインに合う料理なら何でも。フレンチ、イタリアン、エスニック、もちろん日本料理も。
 
 
◎リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
 
スーパー銭湯、睡眠と休息。
 
 

作品の中の円を描く為の、大小カラスグチコンパス類等がすごいです!
 
 
http://old.spaceyui.com/schedule/hoshino_2023.html

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