2018.10.07:日曜日
クリヨウジ・山口マサル きままに2人展

 

 

 

 

(クリ先生に関する皆様へのご報告)

何とか無事に二人展を開催、そして終了する事ができました。

まず、クリヨウジさんのファンの皆様へ、またお気にかけて下さった方々へ。本当にご心配をおかけ致しました。

クリ先生が、ギャラリーにいらっしゃる途中で転んでしまい、救急車で病院に運ばれて頭に怪我をされ、3針も縫う事となってしまいました。最近の医療はホッチキスで止めるらしいですが、マネージャーの吉野さんが病院で撮られた写真にはベッドの頭の辺に血も付いていて、お顔はお元気そうでしたが、本当に心配でした。

病院に入ってから、精密検査をされてからすぐに、頭の怪我よりも新しい発見をしました!と ご長男から連絡を頂きました。クリ先生の入院直前に診て頂いた医師から只の風邪と診断され安心していましたが、実は肺炎だったという事でした。

頭の怪我だけなら入院は必要なかった、という事です。肺炎の治療は完璧に行われ、お元気になられたクリさんのご様子を伺い、心からほっと致しました!

2013年の山口マサルさんの個展にお出かけ頂き、いつか展示をしたいとのクリさんからのお申し出がとても嬉しい事と受け止められ、まずは2014年に山口マサルさんとの二人展として開催をお願いしました。昨年には初めての個展を開催して頂き、今年は二度目の二人展でした。

そして今回のクリさんの作品につきましては、クリさんの年令になって初めて出せる味わいの境地というものを感じ、クリさんにしか出せないであろうの猫の表情等をすでに尊く懐かしい作品として思い出しております。

作品とご本人の魅力とで、多くのファンの方々を魅了し続けておられる、この国の宝物のようなクリ先生です。90才を越えて尚、現役でいらっしゃり、現実的と思える集客等に関するプロフェッショナルな感性に関しましても、第一線の立ち位置の方、と感じました。

巨匠であるけれども、クリ先生の目線はいつも私たちの目の高さと同じなのだな、と思いました。

これからもお身体にお気をつけられながら、先生の作品とそして存在自体のエネルギーを皆さんに照射され続けます様ご活躍をされ続けます事を思っております。

また山口マサルさんの、建築をテーマに湯水の様に湧き上がるイメージ作品も変わらぬ興味をかき立てられます。山口さんのスピード脳が描き出すイラストレーションは、見る方も立ち止まる事ができません!「きままに二人」というタイトルどおり、自由なお二人の見応えある作品でした。

http://old.spaceyui.com/schedule/kuriyoji_masaruyamaguchi_18.html

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