2021.02.04:木曜日

 
 

 
 
コロナ禍の影響が1年以上経っても尾を引いている今、世界が止まってしまったかの様に感じられる日々を私たちは過ごしていると感じております。
法的なストップも補償もないまま、昼間の時間も外出を控えることを推奨する政治家たちの声を聞きながら、私たちは矛盾の中で仕事を進め生きて行かなければなりません。
素晴らしい作品を通常の状況の中で皆様に提供でき、共に楽しむ時間を共有できたら、と思わずにはいられません。
創造に携わる人々は、そんな状態でもエネルギーを全開にして創作を続けて行くことを余儀なくされます。
そして、星野哲朗さんの作品展では、昨年も本年もコロナ禍の中でのリスクある時期の開催にも関わらず作品の圧倒的なパワーを皆様に届けることができたのではないかと思っております。
元々、ペインティングの作家の方はエネルギッシュですが、星野さんも、例に違わず大きなパワーを抱いている方です。
いつもキャンバス上に思いの丈を全て表すかの様に、丁寧な様式美溢れる星野さん独特のテクスチュアを以って画面を完成に導きます。
星野さんの作品は、ひとつ々の画面の中に沢山の思いが込められていて、見応えたっぷりです。
しかし時には、画面のヴィジュアルの情報量やメッセージが多くて、時間をかけて観賞しないと人々が受け止めきれない場合があると感じました。
その為ギャラリーでは、星野さんの持つ内在的なホスピタリティーを表すには、引き算的な思考スタイルが良いのではないかと思うに至りました。時代を生きる人々は、忙しくリスキーな問題を抱えています。
そうして、星野さんの作品としては小さなシンプルな作品に、人々は共感を持ち所有したいと思って下さいました。
本年の個展では、星野さんに画廊サイドからの勝手な申し出を引き受けて頂き、本当に感謝しております。
来年の作品も、自信作をすでに手がけていると伺いました。星野哲朗さんの創作意欲に脱帽です!皆様どうぞ来年の星野さんの個展もお楽しみになさって下さい!
 
 

 
 
http://old.spaceyui.com/schedule/hoshino_teturo2021.html

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2021.01.31:日曜日

 
 

 
 
 谷口広樹さんの、作品に向かわれる姿勢をずっと拝見させて頂いていて、そのエネルギーとチャレンジ精神に対し、いつも驚きと尊敬の念を抱いておりました。
 長年ずっとトップを走り続けられている谷口広樹さんの膨大な分量の作品の中には、人々が未だ見ていないご本人さえも忘れているかも知れない珠玉の作品があるのではないかと想像致しました。
 今回は、そんな僭越なギャラリーサイドからの希望を快くお引き受け頂き、谷口さんのアンソロジーアルバムの様な版画作品と共に新たな息使いのフレッシュな新作品の展示が実現できた事をとても嬉しく思っております。
 谷口さんから、今個展につきましての素敵な文章をお寄せ頂きました。
  ↓
 
 コロナ禍の中、緊急事態宣言も発令されたにも拘らず、個展「儘風―mama kaze」をたくさんの方にご高覧いただき、感謝の意に耐えません。改めて「儘風(ままかぜ)」という個展のコンセプトについて触れておかねばと思います。
 昨年、世の中はコロナ一色となり、自分と対峙する時間が増えていきました。お陰で、忙しさに追いやっていた自分というものを取り戻すこととなり、本来の自分の趣味志向というものが浮上しました。特に霊的なことへの関心が噴出し、改めて学習・研究すべきことが山のようにあることを再確認しました。
 そんな状況の中、個展についてのインスピレーションをいただきました。この数年「花」を自由に描く表現を「儘花(ままはな)」と名付け嵌っていますが、「新しい時代」を受け、花を風に置き換え「儘風」としてみようと思い立ちました。「風」を描いていこうという訳ではなく「風の如く儘よ!」という「気持ち(=精神)」を表現することを主体として描いたらと考えたのです。「新しい時代」とは何か?それは「風の時代」ということです。これはコロナの吹き荒れる時間の中で再認識した占星術から得たものです。
 2020年12月22日が過ぎ、200年続いた土の時代が終わり、風の時代が到来したそうです。その変化の過程の中で、昨年は疾風怒濤の如くいろいろなことが起こり、我々は時代の変化を眼の当たりにしました。時代が変わっていくことで価値観の変化が起こり、その不安は当然あるのですが、むしろわくわくとしてこれからの時代に思いを馳せている自分がいました。この状況下に屈しない意外とタフな自分にも評価しつつ、これからの時代をどう生きていくかと、今、思案しているところです。
 私もあと30年生きるかどうかという年齢になりましたが、残る人生はしっかりと「いのち」を燃焼していかねばと心に刻んでいるところです。風の時代を迎え、私自身がどんなものを創造することができるのかということがとても楽しみです。
 コロナとそれによる経済的な混乱等、人々にとっての試練がまだまだ続くだろうと予想されます。みなさんが心穏やかに過ごされますよう心より祈念しています。
 
 

 
 
http://old.spaceyui.com/schedule/hiroki_taniguchi2021.html

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2021.01.10:日曜日

 

2019年3月に続いて「PLANTS OF PLANET vol.2」という展覧会を計画致しました。
SPACE YUIには、YUI DROPSというアロマテラピーコーナーの存在があり、エッセンシャルオイルやフラワーウォーター等、厳選したアイテムを取り扱っております。
そして出品者の皆様は、植物のパワーや不思議な魅力をテーマにしたこの企画展の意図をステキに読み解いて下さり、素晴らしい作品を発表していただきました。
今回は、出品者の方々の作品をご紹介させて頂きます。
★出品者名:

伊丹裕、東逸子、萩原美里、門川洋子、北沢夕芸、北見隆、木村かほる、木村晴美、沢野弓子、須川まきこ、 下川路博美、 建石修志、谷口シロウ、谷口広樹、民野宏之、星野哲朗、松川けんし、水沢そら (敬称略)
 

 

*出品者の方々を代表しアロマテラピーの神秘的、深淵な側面を見事に表現して下さいました。
 

 

*「植物の量子力学」というタイトルに魅かれます。7.83Hzは地球の振動数・・。
 

 

*凜とした叙情的な空気感の中、柑橘の香りが漂います。
 

 

*eucalyptusというタイトルと名前、神話の登場人物のようです。
 

 

*植物の精は視覚に映らなくても、実際にはこの様に存在している。
 

 

*白地に浮かぶレリーフの植物のかたち。そして、はかなげな天使。
 

 

*くっきりとあざやかに、しかも透明感を携えて。
 

 

*流れる小川に、花々に囲まれたゆたう。タイトルは、ー休息ー
 

 

*心踊らされる靴のかたち、小さなネックレス。コラージュのモチーフは身近な装身具。
 

 

*花々の香りの中のわたし。
 

 

*荘厳な薔薇の精は、人間の顔をも持つ。
 

 

*Adam & Eve。人類の原型。神々の系譜はまた、人に準えられる。
 

 

*宇宙の花や植物たち、互いに語り合う。
 

 

*美しく、小さな花を真正面から描く。オキーフだけの構図ではなく。
 

 

*男性の集合的無意識の中にある女性像の原形であるアニマ・・・?。
 

 

*白い紙の張り子、そしてアルミのツリー。整合性あるフォルム!
 

 

*古代から草花の様子も少女の眼差しも変わらない。
 

 
http://old.spaceyui.com/schedule/plants-of-planet-vol-2.html

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2020.12.22:火曜日

 

 

 

 
誰も真似のできない信耕ヒロ子さんの籐の作品には、遊び心いっぱいの楽しさが溢れます。
そして作品は、楽しさだけではなく、ダイナミックな迫力が人々を惹きつけます。
正確な描写力で籐という素材を編み、作品として作り上げて行きますが、小さな肖像のオブジェ等はモデルになったミュージシャンや政治家たちに実に良く似ていて驚かされるのです。
またご本人自身もユニークで個性豊かな信耕ヒロ子さんは、映画のヒロインにも抜擢され、その映画がPFF(ぴあフィルムフェスティバル)のグランプリを取られました。
会場にはその映画と、信耕さんの作品がモチーフとなった演劇的な映像もギャラリー会場に流れておりました。
信耕さんが、籐というオリジナルな素材を駆使して制作されるオブジェは、小さな手のひらに乗る可愛らしい作品から、等身大の人間まで、本当に自由自在なのです。
信耕さんには、籐という、オリジナルな可能性に満ちた不思議な素材で、更に私たちを驚かせて頂きたいです!
 

 

 

 
http://old.spaceyui.com/schedule/shinkohiroko_2020.html

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2020.12.21:月曜日

 

 

 

 
昨年の秋、当画廊では最初の個展でしたが、たいへん好評を博した荻原美里さんの個展が開催されました。
個展終了後も魅力的な作家による書籍の装幀等のオファー等が絶えず、その人気の程がしのばれました。
おしゃれな北方系の都会的エッセンスの気配をはらむ荻原さんの作品は、どこか寂しげなアンニュイな感覚が流れますが、人間の温もりが潜んでいて、作品に触れた人々の心に残ります。
多才な荻原さんは、文章も素敵です。下記にご紹介させて頂きます。
 

 
2020年12月12日 個展を終えて

朝、いつものようにブラインドを開けたらどんよりとした曇り空。じっと目を凝らしてみるとあいにくの雨。
 
もう一年。今年は特に早く感じた。自粛期間があったせいかもしれないし、歳のせいかもしれない。果たして人は来てくれるのだろうか・・・
 
たった一人でも観に来てくれるなら、その人がドアを開けて、私の作品たちを眺め、最後に背中を向けて帰る時、何か大切なものを思い出し、余韻がいつまでも続くそんな個展にしたいと思った。何度も何度も自分が観に行く立場になってイメージを重ねた。音、森の香り、偉人たちの言葉、そして一枚一枚の作品。
 
私の作品は水彩画なので、どこかサラっとしていて、色も寒色が多い。もしかしたら、普通だったら気づかずに通り過ぎてしまう作品たちなのかもしれないけど、透明なセロハンを重ねるように何層も色を重ね深みを出している。偶然の滲みや色の重ね、削り出し、白をかけて行く工程は人生を歩むのとよく似ているのかもしれない。今回の個展のDMに使用した「Day in the life」はこの世の中、大変な状況の中で、必死に個々の人生を戦い生きている人に、一度深呼吸をして叫びながら雪の中を心の中で走ってもらいたかった。何度も転びながら、冷たくて硬い大地を、先の見えない自分の人生に向かってただただ走ってもらいたかった。
 
最後に、お忙しいところ、足を運んで下さった皆様、会場を提供して下さったSPACE YUIの皆様、ありがとうございました。素晴らしい出会いと皆さまにお寄せいただいた声を励みに、これからもまた、お目にかかれる日を楽しみにコツコツと作品を制作していきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。


 
簡単ではございますが、書中にてお礼申し上げます。
 
 
「涙が出そうになるくらいに、生きろ」
Live to the point of tears.
 
Albert Camus
                                         
                                           荻原美里
 

 

 

 
http://old.spaceyui.com/schedule/ogiwaramisato_2020.html

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2020.12.15:火曜日

 

 

 

 

今年の松本圭以子さんの展覧会テーマは、昨年に引き続き「猫」がテーマの、「しっぽの続き」と題した作品展でした。
表情豊かな猫の肖像画が、ギャラリー空間に、壮観に展示されました。主人公である黒猫の日々の生活のひとこまひとこまが楽しく丁寧に描かれた作品は、猫好きにはもち論ですが、猫に興味のない方々にもたいへん興味を持たれました。
パステルを主体とした画材で時間を重ねてリサーチされた猫の姿態や顔の表情が表現された画面からは、プロフェッショナルなイラストレーターの重みが伝わって来るようです。
ずっと大人向けのイラストレーションの仕事が多かった松本圭以子さんですが、最近は、絵本や児童書の出版関係の方々から興味を持たれる事が多く、たいへん人気があります。
作家の野中柊さんとのお仕事での児童書、ルビねこシリーズ第二弾「ルビとしっぽの秘密」の原画も一部展示され、好評を博しました。
「猫」を通して皆様の心が温まって欲しいという作者の試みは、見事に伝わっていったのではないでしょうか。
確かなテクニックと観察能力とで、絶え間なくイラストレーターとして、活躍を続けておられる松本さんの今後が楽しみです。
 

 

 

 
http://old.spaceyui.com/schedule/matsumotokeiko_2020.html

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2020.12.08:火曜日

 

 

 

 
2018年の個展に引き続いて、今回も「髪」がテーマの作品が生まれました。
2018年は「舞毛」、今年2020年は「乱気流」というタイトルで個展が開催されました。
展覧会の開催前に、須川まきこ個展「乱気流」のDMを拝見した時、何やら今の時代を表すようなタイトルの音の響きと共に、豊かな長い髪をセクシーになびかせた女性の肖像の上にレイアウトされた高橋善丸さんデザインの文字も素晴らしく、今回展示作品の完成度の高さが想像されました。
搬入時に作品の開梱を終了した際には、意に違わず全ての作品がエンターテイメント精神いっぱいに、力強く表現されているのが見てとれました。
女性たちの長くヴォリュームのある髪が風にたなびき、アールヌーボー様式のような曲線を描く様子は、いつしかひじょうに個性的な須川さんの作品モチーフとして定着しており、これからも独自の表現として進化し続けて行かれるのでしょう。
毎回驚くほど多くの方々が訪れる人気者の須川まきこさんの個展は、コロナの状況も変わらず良くならない中での開催でしたが、皆さんの心の中のもやもやした感情をいっとき拭い去ってくれる力があったと思います。
須川さんの作品には、全てに渡り人を喜ばせよう、楽しんで頂こう、という精神が息づいていて、作品を拝見していると、とても楽しい気分にさせられます。
作品を見てその力を見る側が受け取って感じるということは、作者も見る側の人々からエネルギーを頂けるという感覚があります。
作家と作品と来廊される方々とのサーキュレーションが素敵ですと、ギャラリー空間もハッピーな感性に満たされます。そのような時が、ギャラリーの人間として、とても稀有な幸運な経験と思うのです。
 

 

 

 
http://old.spaceyui.com/exhibition/sugawamakiko_2020.html

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2020.12.02:水曜日

 

 

 

 
仁後真理子さんの、4月に予定していた展覧会でしたが、このコロナ禍で大幅に延期となり、ようやくこの11月に開催となりました。
7ヶ月間も日にちが開いてしまったため、作品の点数もたいへん多くなりました。予定が大きく変わってしまい、仁後さんには本当にお気の毒だったと思います。
そのような事情から、数々の作品の中には仁後さんの新たな試みも見られました。白無地の陶器に絵付けされたたいへん味わいのある独特な風合いを持った皿やカップが展示されました。
仁後さんは、陶芸の砥部焼で知られる愛媛県の砥部市へと出向かれて、白生地に、藍色の呉須と呼ばれる顔料で鮮やかなイラストレーションを描きました。
人々に愛でられるタッチの絵付けは、とても初心者のものとは思えない出来栄えでした。
これまでの仁後さんの真骨頂とされている可愛らしい動物たちだけがモチーフではなく、草花がモチーフである食器は、印象も新たに、誰の目にもその力が伝わったのではないでしょうか。
また、仁後さんの大胆且つシンプルでキュートな動物たちの絵は、常に絵本の編集者の方々の注目を集めていて、優れた絵本を多く出版されています。
年齢の低い幼児絵本を得意とされる仁後さんは、ご自身も純粋な子供の魂を抱かれていて、そんなスピリットを心から大切に、ご自身の胸に湛えられているのでしょう。
編集者の方々の手から、絵本という形で子供たちに手渡された仁後さんの作品の意図は、確実に沢山のピュアな心に届けられている、と感じております。
 

 

 

 
http://old.spaceyui.com/schedule/nigo2020.html

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2020.11.22:日曜日

 

 

 

 

「境界線」という、興味深いタイトルのオカダミカさんの個展でした。
 ファッショナブルなモチーフとテイストに定評のある、オカダミカさんの、意外とも思われる側面がテーマの個展だったのでしょうか。
 「目線や立ち位置を変えれば、そのどちら側にでもいける。 境界線を作るのも無くすのも、超えるのも自分。そんな気持ちで境界線をテーマに制作してみます。」・・・オカダミカさんのDMに書かれたメッセージです。
 ギャラリーを訪れる方が多様に解釈のできる「境界線」というタイトルは、想像力を湧かせながら作品を鑑賞できるキーワードとなる言葉だったと思います。
 今回の展示作品には、女性二人の肖像の頭部の部分が溶け合っているモチーフのものが多く見られました。異なる人間同士の考えや感性の違いを超えて行くことの意味を提示されていたように思います。
 「美意識やイデオロギーの溝は埋められなくても、共存して行く。」それは案外に容易いことなのではないか?オカダさんの作品が指し示しているように思います。
 また、オカダさんの作品の元来からの特徴でもありますが、描かれている女性の視線の神秘的な不思議さを感じます。作品の中でファッショナブルな衣装に包まれながら、現実世界のその先の遥か彼方を見つめている人の眼差しには、一体どのような世界が映っているのでしょうか?
 それらの観点からオカダさんの作品を拝見しますと、観る側のイマジネーションを誘う様々なファクターが、光るモザイクの様に見え隠れしているように思われます。 
 ご本人の、愛情溢れる姿勢と冷静さとがファンデーションとなり創出された作品からは、繊細かつ鋭敏な心情を包括しながら、揺るぎのない核心のような芽生えが感じられます。
 

 

 

 
http://old.spaceyui.com/schedule/okadamika2020.html

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2020.11.14:土曜日

 

 

 

 
ものを創る人に取って、直観はとてもたいせつと思います。
論理的思考を基本としなければならない、また生来の思考の規範、ほとんどの基盤が論理に依って成る人々によって成立している社会を鑑みた時、特に感覚的かつ直観的世界観から成る分野のはかなさと、実に大切な重みとを同時に感じております。
太古の時代には、論理的な世界と直観的な世界が拮抗していたのではないでしょうか?
そして時間軸を空間軸に替えて考えた時、再びその問題に突き当たる気が致します。
眠りの中での夢が自分の頭で考えた事ではなく、他人の想念の電波としてやって来る場合があるように、論理を超えた目に見えない世界観までをどうにかしてキャッチして行くことの重要さを痛感しております。
シーノ・タカヒデさんがアフリカの大地に立って、視界をめぐらせた時に得た感覚は、人々からすでに奪い去られた神話の世界を想起させるものではなかったでしょうか。
地平を超えただけではなく、まさしく時間的なものも超えて、シーノさんはアフリカに魅かれて行ったのではないでしょうか。
アフリカの世界を描き続けているシーノ・タカヒデさんの心の中には、強く刻印された消えないインスピレーションのようなものが存在し、生き続けているのかも知れません。
長期に渡り何度も渡航していたアフリカ滞在という経験で培われたその印象の感覚が、普遍的な論理さえも味方にした柔らかな直観と結びついて行ったら・・・、と想像致します。混迷の極まる時代、プリミティブな本質的な生き物としての人間を、思い興されます。
 

 

 

 
http://old.spaceyui.com/schedule/shino2020.html

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