2017年の安西水丸さんの作品展、無事開催する事ができました。
1993年、今から24年前に水丸さんにはめずらしい色鉛筆で描かれた作品を発表致しました。「LOVE STORY」というタイトルで、映画の印象深いシーンの大きめな風景画や比較的小さな室内を描いた作品が多く展示されました。
当時、シルクスクリーン版画の技法は現在と違い、作家が自由に描いた色数の多い通常の作品は全ての色の版を起こす事が困難なため、版画制作はほとんど不可能でした。
そのため、この年の水丸さんの作品は、原画のまま展示致しました。
2006年より、シルクスクリーンの技法もデジタル化されて、全国的に技術の革新が興りました。今迄の様に一色一色を手で刷る方法から、一旦デジタルに入力した作品をジークレイプリントとして刷り、その上からカバーする様に透明インクのシルクスクリーンを掛けるという方法が取り入れられる様になって行ったのです。
その様な理由から、僥倖の様に1993年の作品を発表させて頂く事ができました。
水丸さんが亡くなられてからの展示では、常に水丸さんだったらどんな風に感じられるだろう?と問いかけながらの作業です。1984年からの30年間、毎年の展示で水丸さんの作品とお付き合いして参りましたが、水丸さんの名誉を汚さぬ様、重責を果たして行きたいと思っています。
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真っすぐに、志ある若手作家の作品をご紹介できる事は、とても嬉しい事です。
作品を手に触れ実際に使ってみて、楽しく心洗われる感が生まれる、と人々に思われるのは作家にとっては最大の喜びでしょう。
ガラス器だけでなく、陶芸などの一般的には工芸と呼ばれる分野の作品は、視覚だけではなく触覚や時には聴覚、また食器としての実用性を通し味覚にさえも影響を与えて人を幸福感で包む力を持ちます。正に宮本さんの作品は間違いなく使う人を快い感覚へと導く力があります。
宮本崇輝さんの作品は、プロダクト製品の持つすっきり感と手作りのガラス器の持つ温かさが程よいところで出会い、そのバランスが彼の持ち味でもあり、現在考えられる全てのクオリティーある作品としての立ち位置を、他分野さえ代表し提示している様にも感じます。
優れたガラス作品は涼し気な美しい風情で我々の視覚を魅了致しますが、作品が醸す印象とは反し、夏場の制作過程等は2000度に昇る溶解炉との格闘という過酷な環境から生まれて来るのです。
宮本崇輝さんのガラス作品の個展は、26才の時から出発して今年で3回目を迎えましたが、技術的にも感覚的にもぐんぐんと進化していらっしゃる事が感じられます。清潔感溢れ、北欧文化に学んだエレガントな色感と技法を取り入れた作品は、他の分野のデザイナーや物を創るプロフェッショナルな方々からも理解され賞賛をもって受け入れられました。
デンマークをはじめスウェーデン、ノルウェー、オーストラリア、アメリカ、と世界を旅して美術、工芸のみならず、感性を全方位へと向けて吸収しよう、となさっている宮本さんに、世界が微笑んで返信をしてくれることを望んで止みません。
彼がこれ迄に、歩み取り入れて来た知識や技術、また海外で受けた影響等から生まれた創作への姿勢についてたいへん良く纏まった文章を書いております。
宮本さんの、会場に展示されていた挨拶文を下記にご紹介させて頂きます。
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ご挨拶
この度はご来場下さり誠にありがとうございます。 今回の展示のテーマは色の雰囲気です。昨年9 ヶ月間ほど滞在したデンマーク。特にこの国の風土がもつ色み、そして色が作り出す空気感に着目しました。
この所の2年間は海外の文化やガラスに直に触れる期間と決め、初めの1年間でオーストラリア、アメリカ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの国々を周りました。その旅の中で、デンマーク人ガラスアーティストのトビアス・モゥール氏に出会いました。彼の作品は吹きガラスの原点となるヴェネチアの技術を駆使しデンマークならではのシンプルかつエレガントなデザインで作られています。 二年目の昨年は主にトビアス氏とトリーナ氏夫妻の吹きガラスアシスタントとして、また夏の2 ヶ月間は、アンドリュー・ブラウン氏とナンナ氏夫妻の工房でスタッフとして滞在をし ました。この経験は、吹きガラスの技術向上だけでなくデンマークの文化に触れる事ができ 自然と私の制作に影響を与えております。
北欧デンマークでは、ガラスも含めインテリアや遊具にたくさんの色が使われています。しかし強烈な色はありません。強い色をスッと抜いたような色み。 デンマークの滞在中に感じたのですが、街や丘、海や海岸線、畑を照らす日の光は柔らかく人の目に入ってくる光景を優しく包んでいるような感覚があります。これは例えばオーストラリアの日の光は全く反対で、強烈に物や人を照らし、コントラストのはっきりとした光景 を私たちに見せます。つまり、デンマークの色味は中間色がたくさんあるのです。 この中間色はダイレクトに主張するのではなくワンクッション置いて人の目に入ってくる、言い換えれば誰にもわかりやすく強烈なインパクトを与えるのではなく、もっと自然に染み 込んでいくような感覚を与えます。
日本の光は少しデンマークで感じた光に似ている気がします。しかし、より中間色が多いような気がします。湿気を含んだ空気がその様に見せているのかもしれません。 デンマークの色みとは、日本人の綺麗だと感じる色味を抽出してあらわしたかの様な色みで はないかと考えます。
形としてシンプル and エレガントなデンマークのデザインだけでなく、色みに着目する事は 今後さらに研究を深めて行く上で大切な要素であると考えます。
情報が混在し、綺麗な物、必要な物、不必要な物、害になるだろう物も存在している今日の日本。デンマークの繊細で温かみがあり透明感のある色の雰囲気やシンプルでエレガントなデザインは、日常的に欧米の文化が浸透している日本に潤いを与え、元来日本人が持っている美意識を刺激し、呼び戻し、訴える力を持っているのではないでしょうか。 ヴェネチアの技術をベースにデンマークから影響を受けた日本人のモノ作りをご覧ください。
この度は、スペースユイを始め、あづみ野ガラス工房、調布グラススタジオ等様々な方々の協力のもと個展を開催する事ができ大変感謝いたします。そしてご来場して頂いた皆様に大変感謝いたします。
宮本 崇輝
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クリヨウジさんの個展、終ってしまうのが淋しかったです!
クリさんの佇まいがフワッとしており、何とも気持が安らかにされる振動数(?)のお声が心地よいのでした。クリさんの存在自体が人間の完成形に感じ、魅力的です。
イレブンPMのクリさんも、ひょっこりひょうたん島のクリさんも、ロマチック、エッチ、作品も人柄も全部合わさって、とても素敵にお年を重ねられて全方位的に大きな愛が放たれるのでした。
会期中も、訪れる人々や道を歩く若者等に気さくにお声を掛け、楽しく語らう様子も温かな感情をもたらされました。
お出かけ下さった沢山の皆さんに、クリさんの作品のバイブレーションがお届けできていたら、嬉しく思います。
また、次回発売のカサブルータスにクリさんオリジナルのポップな缶入りハンカチーフが紹介されます。
ウイットに富んだ楽しい作品の数々を、日曜日はお休みですが月曜から来週いっぱいユイガーデンで開催中です。( 8/5(土)まで )
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天野智也さんの個展は今年で10回目を迎えました。回を重ねる毎に作品も充実し、お客様もどんどん増えて、天野さんの人気は止まるところを知りません。
一度天野さんの備前の器で食事をし飲物を頂くと、もうひとつ、そしてもうひとつ、とごく自然に手にしたくなってしまいます。シンプルですが揺るぎない技術に支えられた現代の私たちの食卓にすっとなじむ美しい器です。野菜の緑や赤い色がとても映えるのです!
多くの一般のお客様と共に画廊近辺のお寿司屋さん、天ぷら屋さんを始め、レストランや遠く銀座界隈のミシュランの星を持つお店の方々までお買い物をして下さいます。
作品のクオリティーといっしょに天野さんの率直な明るいお人柄も大勢の人々を魅き付けていらっしゃるのだと感じます。
また、水差しや花器には、近代建築やインテリアデザインに対峙する贅肉の削ぎ取られたシャープな感性が光り、天野さんのもうひとつの魅力的な側面が示されます。
天野さんからとても!素敵な文章が届けられましたので、以下にご紹介させて頂きます。
↓
器の力
僕が器を作る訳。
母が晩ごはんに好物を作ると聞くと、お気に入りのうつわをいそいそと食器棚から選ぶという子供だった。自分の分はこの鉢に盛って出してくれと。
料理を作るほうからするとめんどうな話であるのに笑って許してくれた母。美味しそうに食べる様子を笑顔で包んでくれた。
気に入った器で食べる料理は本当に美味しい。お腹も心も満たされて気分がいい。そんな器を作ってみたいと思った小さい頃の記憶。24年前に亡くなった母と料理と器との愉しい食卓の光景は今も瑞々しく心の中に。
よい器とは、心をより豊かなものにするものだと思っています。私の仕事の原点です。
使って下さる皆様の人生に彩りを添える器を作りたいと土に向き合う日々、あの頃から今も変わらぬない想いでひとつひとつ器を作ります。
(天野智也)
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今年のあずみ虫さんの個展のタイトルは「BOX」。 薄いアルミ板をカットし着彩する作風はそのままですが、エロスをテーマとした昨年の作品作りとは打って変わり、箱の中を舞台に、ノスタルジックな可愛らしい世界観を作品としてレイアウトしました。
子供の頃からの動物好きなあずみ虫さん。作品のモチーフにも動物たちが大勢登場、独特な個性を持って息づいています。
また、彼女の独特なアルミ板をカットするという技法から来る省略化やシンボライズされたグラフィックなモチーフは、作品にオリジナリティ溢れる持ち味を与えていると感じます。
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1986年に、まだ千駄ヶ谷方面にあった 360°ギャラリーで開催された河村要助氏の個展「JOYFUL TOKYO」を見て、打ちのめされました。
いつかこんな作品をご紹介できたら、と無意識にずっと考えていた様に思います。「JOYFUL TOKYO」は、 自分の中ではずっと河村要助氏のベストシリーズでした。
ポップでキッチュ、楽しく斬新な要助さんの感性が、美しいタッチでペインティングされたタブロー(とはおっしゃりたくないかも知れません!)は、何とも味わい深く魅力的でした。キャンバスから溢れ伝わって来る圧倒的なエネルギーにカツンとやられてしまったのでした!
そして、今回出版社P-Vine の井上さん、音楽評論家の藤田正さんのご協力を得て、長年の夢を実現する事ができ、ギャラリーとしてもたいへん幸運な事と思っております。そしてその思いを受け取って下さる観客の皆様も同じ気持で感動を分かち合えました事を本当に嬉しく思います。
オリジナル作品と共にジークレイ版画も展示させて頂きましたが、「JOYFUL TOKYO_2017」は、ものすご~くステキな展覧会になりました。皆様と一緒に、河村要助氏の懐かしさと瑞々しい感性、偉大なエネルギーに改めて感激致しました。
また、今回 1970年代に結成、河村要助さんを含む「100%スタジオ(解散後も語り継がれる伝説のチーム)」のお二人、矢吹申彦さん、湯村輝彦さん、そして根本敬さんにも素敵な作品で友情出演して頂きました。
「JOYFUL TOKYO」は、 割に長期に渡って制作していらした作品ですので、今回展示させて頂いた以外にも皆様に見て頂きたい多くの素晴らしい作品がございます。来年も「JOYFUL TOKYO_2018」、開催致します。ご期待下さい!!
1986年に発表された「JOYFUL TOKYO」シリーズについて河村要助さんが素敵なことばを書かれておりますので、下記にご紹介させて頂きます。今回の展示でも、多くの海外の方々の興味を魅きました。
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「JOYFUL TOKYO」
外国での現代美術の展覧会向けに創作し始めたシリーズなので英語で書いてあるわけですが、イラストレーターがアートやってもつまんないし、イラストレーションでもって今のアートを笑い飛ばしちゃうようなものをやらなきゃ、出品する意味がないなと。僕はヘソ曲がりで、人を笑わせたり驚かしたりするのが好きだから、バカバカしいことをやってやろうと思ったりしたんです。(「画集・「河村要助の真実」P-Vine Booksより)
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北沢夕芸「BOOK on the FIRE」にて、昨年、一昨年と同様にキャンバスに描いた平面作品と共に、親しみ深い北沢ワールド全開の立体作品が展示されました。
北沢さんの独特なペインティング作品には、どこか知らない場所へと連れて行かれる様な、想像力を刺激する力を感じます。
SF小説のように、時相が少しずつずれて行ってしまい、いつの間にか次元が入れ替わってしまう様な・・・。
今度はどんな仕掛けで驚かせて下さるのだろうか?と、次回の展開がすでに待たれます。
北沢さんのブルーのクマをはじめとするキャラクターや、きりっとした猫たちも虚空を見据えて立ち上がっています!
北沢さんの創り上げた、人間や動物たちの小さな3次元の肖像作品が成長してインターナショナルなアイコンになっていかれることを待ち望んでいます。
楽しいショート小説、北沢さん作です。
↓
僕は中年男性が主人公のハードボイルドを読んでいた。
彼は私立探偵だった、コーヒーをいれるためにケトルでお湯を沸かしている。
そこに急を要するクライアントからの電話。怪しげな場所でクライアントの女性が危機的状況に陥っている。
探偵は罠かもしれないと思いながらも、夜の街へ飛び出していった。
さて、ケトルはどうなったのだろう。20世紀中頃の話だから、コンロの安全装置が働いて自動的に火が消えたりはしない。
翌日この小説の続きを読もうとして、前後の繋ぎがわからなかったので、少しさかのぼって読み返してみた。
探偵は、コーヒーをいれるためにケトルでお湯を沸かしていた。
そこに急を要するクライアントからの電話、怪しげな場所でクライアントの女性が危機的状況に陥っている。
探偵は素早くケトルの火を消すと、彼女を救うために夜の街に飛び出していった。
おや、この個所は昨日読んだ時とニュアンスが違うような気がする。けれでも、大筋とは関係ないから気にせずに先に進もう。本を読むにはリズム感が重要、細部にあまりこだわらないことが大切さ。
(北沢夕芸)
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国井節さんの彫刻的なオブジェからは、強い生理的なエネルギーを伴った迫力が感じられます。
半立体と呼称すべきでしょうか、 国井さん独自のスタイルを貫かれた平面作品からも同じく大きな生命の力がみなぎっておられます。
生命の起源や生成をベテランの技巧で自在に表しているかの様 . . . .
TWO FACESというタイトルのごとく、神話の中の光と闇を象徴する女神、魔女達のDNAは、国井さんの内部にも存在し、宇宙を循環しているのでしょうか。
いつまでも失う事なくお持ちのパワーとエネルギーは、誰も真似の出来ない国井さんご自身の作品の個性と共に、素晴らしいものと感じられます。
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デビューから30年を飾る平野恵理子さんの個展「捨てられなかった小さなものたち」が大好評を得て、開催する事ができました。
四年半ぶりの個展開催でしたが、平野恵理子さんの変わらぬ人気を再確認させられました。小さなラベルやマッチ、包装紙、海辺で採集した角の丸いガラス片といったもの等々・・・。平野さんが愛でる作品を拝見していると、ひとつひとつ小さなものの平面デザインの中に込められた愛情に感じ入ってしまい、これからはもう何も捨てられなくなりそうです。
小さなちびた鉛筆一本にしても、考えてみますと、芯の部分はもちろんの事、木質部分や表面の塗装の領域、そしてデザインワーク、と、多くの人々の手を通り私たちの元へとやって参ります。
平野さんの作品を通して、数限りないひとつひとつの「小さなもの」に、多くの人々の手が関わり、様々な思いが込められている事を再認識させられました。
本当にたくさんの方々が、平野さんの温かなものへの接し方から生まれた作品に、シンパシーと感動を覚えていらっしゃった様子がひしひしと感じられました。
大勢のお客様の中には、グラフィック関連のお仕事の方々もたいへん多く、なるほど小さなものたちには全てグラフィックデザインが成されているのだ!と気付かされたのでした。
平野恵理子さんの出発は、まだ小さかった画廊SPACE YUIからでした。可愛らしく学生気分の抜けない若々しい恵理子さんでしたが、瞬く間に、練熟の域の表現力と人々との共感を呼び覚ます創造のエネルギーを以て大活躍される様になり、現在に至っております。
平野恵理子さんの眼差しが、次回はどんなモチーフに向うのか、今から楽しみです。
エッセイストでもある平野さんから文章が届きましたので、以下にご紹介させて頂きます。
↓
彫像は、一瞬の静止画像の様に、つよく印象に残る作品群でした。
王者の風格をみせる飛び立つ梟・・・・。
羽を緩やかに広げ、気品を放つ巫女のような鳥・・・・。
飛騨高山の標高高い山ふところのアトリエで創作活動をされている越智香住さんは、ご主人の割った大量の年間分の薪を積んだり、雪かきをしたり、素敵にパンを焼かれたりお料理を作ったりしながら日々の生活ぶりもクリエイティブにおしゃれに送られております。最終日には、多くの方々との楽しい出会いも飽和状態に達して「お山にかえりたい。」とつぶやいておりました。
鳥たちも猫たちも、ある者は犯しがたい生き物の尊厳を体現し、またある者は、人間が犯してはならない野生の威厳のようなものを放っていると感じました。そして猫たちなどからはおかしみも。
土で創られた塑像の中に込められた越智香住さんのメッセージを都会に住む私たちは、しっかりと受け止めます。
作品というものは、たいへん販売がむずかしいものですが、気高な越智さんの作品が人々に受け入れられ、購入されて行く事が、奇跡のようにも当然のようにも思われます。
巫女(王妃?)の様に感じられる鳥は、偶然通りかかられたミナ・ペルホネンさんに購入して頂き、皆の喜びにもなりました。
越智さんから、作品制作についての素敵なコメントが寄せられました。
↓
土に触れる毎日のなかで、相反するのですが
出来る限り土をいじらないことを意識しています。
その矛盾したくりかえしのなかから、いろいろな
要素がつながって1つのかたまりが出現します。
タイトル「せつなのかたまり」の所以です。
越智香住
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